第4講義 籔内佐斗司先生「東京藝術大学と文化財保護」

なむなむ南ちゃん

2015年02月16日 12:24

3月7日、第4講義には、ユニークで見る人を思わずほっとさせる仏像で知られる、東京藝術大学教授の籔内佐斗司先生。

今回は、専門の文化財保護について興味深いお話をお聞きします。





講師プロフィール
東京藝術大学大学院文化財保存学教授・彫刻家

1953(昭和28)年に大阪市で生まれる。

東京藝術大学美術学部彫刻科卒業、同大学大学院美術研究科(彫刻専攻)修了。
1982年~87年同大学大学院美術研究科保存修復技術研究室に勤務し、仏像彫刻の研究と修復事業に従事する。
2004年同大学大学院文化財保存学教授に就任する。

彫刻家としても古典研究をもとにした独自の彫刻技法を駆使して、木彫・ブロンズ・版画等を制作し、毎年各所で個展を開いている。

最近では2013~14年に藪内佐斗司展「やまとぢから」を全国巡回して開催。

また全国各地の公共の場に設置した作品は100を超え、今も増えている。

善光寺白蓮坊門前の「むじな地蔵」(ブロンズ)もその一つ。

2008年には平城遷都1300年祭マスコットキャラクター「せんとくん」をデサインした。

テレビにも度々出演している。

最近の出演は2014年4月~5月放送のNHK趣味Do楽「ほとけの履歴書」で、代表的な仏像を豊富な写真と篠原ともえさんとの軽妙なやりとりによってわかりやすく解説し、好評であった。

関連記事